さて3日目、最終日です。
3日目 金沢の街を散策④ そして東京へ
長町武家屋敷跡
旅行3日目、午後は長町武家屋敷跡へ。
長町武家屋敷跡の一帯は、片町などの一帯を通る金沢のメインストリートを挟んで、兼六園や金沢城公園の反対側にあります。
この武家屋敷跡の塀に掛けられているこちら、
薦(こも)というんだそう。
土塀に雪が付くと溶ける際に表面の土が剥がれたり、染み込んだ水分が凍って土塀が割れたりするため、土塀を薦で覆ってほごするためにあるんだそうです。
なので冬だけ、この薦が掛けられてるんですね。
麩ぜんざいを食べにこちらへ。
麩が入ったぜんざい。イメージ付かなかったけど、意外と美味しい。
ただ麩にはあまり味が無い気がしました。(そういうものなのかもしれませんが)
ぜんざいはやっぱり白玉が欲しいな。
甘味を食べたあとは、またしばらく散策。
この頃には雨も止んで快適。
そして、金沢で個人的にとても楽しみにしていたこちらへ。
野村家 武家屋敷跡
野村家とは
天正11年(1583年)に加賀藩祖前田利家が金沢城に入城して加賀百万石を築いた際、直臣として従った野村伝兵衛さんがこの地域に千有坪(3000平方メートル以上)の屋敷をもち、その後も11代つづき、明治の廃藩までつづいた由緒ある名家
だそうです。
旅行ガイドブックなんかで見る写真のお庭や縁側がとても綺麗で。すごく楽しみにしてた場所。
期待通りの場所でした。
襖の絵柄が凄い。かっこいいです
こんなところまで。
ほとんどすべての部屋の襖がこのような感じなんですよ。
暖房などが無いので、足元がひんやりします。
こちらは釘隠し。
釘隠しとはその名前の通り、釘の頭を隠すためのものだそうで。伝統的な書院造りの室内を飾るもので、江戸時代によく使われていたそうです。
とても日本らしいものだなと。この写真のもの以外にも色々な形の釘隠しがありました。
また大きな部屋。ここから奥へ進むと縁側です。
座って撮るとこんな感じ。昔の人はここで座りながらゆーったり過ごしてたのかしら。
すぐ中にあるお部屋はこんな風にとても豪華になっています。
天井もこんな風に丸く、ちょっと変わった造りです。
そのまま二階へ。
二階は茶室になっています。
夏はここでお抹茶を頂けるそうですが、私たちが行ったときにはあいにくやっておらず。
小さくてかわいい入り口。
この小さい入り口の部屋と、向かい側にもうひとつ部屋があります。
小さい茶室で寛ぐ。
この部屋の天井が印象的でした。
この部屋にはヒーターが入っていて暖かかったのでついつい長居してしまった。
重い腰をあげて向かいのお部屋へ。
こっちにもヒーターありました。寒いもんね。
ゆっくり写真撮影できた。
一通り見終えた頃には天気も良くなっていました^^
尾山神社
金沢駅へ向かうには少し早かったので、最後に尾山神社を見に行くことに。
大通りに面していて特徴的なのですぐ目に付くこの神社。
ホテルのすぐ近くだったので度々目にはしてたんですが、デザインが特徴的すぎて「ここは一体?」って言いながら見てたんですが
なんと前田利家公を祀る神社でした。無知でしたね…
この日は大晦日だったので、初詣のために屋台やらの準備で忙しそうでした。
最終日、さすがに疲れたので少し早めに金沢駅へ向かい、お土産を買って小松空港へ。
羽田へ着いたのは21時すぎでした。
小松空港でのとある出来事
余談ですが、帰りの小松空港で、到着ゲートにテレビカメラやらがいて野次馬が集まっていて、
なんだろう?ってその野次馬に参加していたら、帰郷した松井秀喜さんでした。
こんなとこで見られるとは!
記事を探したらありました。
撮影OKとのことだったのでムービー撮ってしまいました。貴重な体験。
そんなこんなで最後まで楽しいハプニングがあって楽しい旅でした。また行きたいわね。
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